k242hd's memo

RubyとAndroidと時々TopCoder

AndroidAnnotations導入方法

Androidをネイティブコードで開発しようとすると、何かと面倒で作りづらいと感じることが多いと思います。

そんな時にはAndroidAnnotationsの出番です。

今回は、eclipseを対象とした導入方法をご紹介します。

 

 

まず、github上のサイトからAndroidAnnotations3.0をダウンロードしましょう。

落としたファイルを解凍して中身を見てみると、

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こんな感じになっていると思います。(今回は上の2つだけ使います)

 

適用したいプロジェクトの直下に適当な名前のフォルダ(compile-libsとします)を作り、

先ほどの2つのjarファイルを以下のように配置します。

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libsのフォルダは元々あるので、そちらにapiを名前に含むjarファイルを置きます。

 

続いてeclipse側での設定です。

プロジェクトのプロパティからJavaコンパイラーの項目を開きます。

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コンパイラ準拠レベルが 1.6 となっていることを確認しましょう。

1.6でない場合は1.6に変更します。

 

Javaコンパイラー内の注釈処理の項目を開いて、

「プロジェクト固有の設定を可能にする」にチェックをつけます。

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次に、注釈処理内のファクトリー・パスの項目を開きます。

「プロジェクト固有の設定を可能にする」の項目にチェックがついていない場合はチェックをつけます。その後、「Jar追加」から先ほどcompile-libs内の配置したjarファイルを選んで追加します。

Jarファイルが追加されたことを確認して、右下の適用を押して一旦プロジェクトをビルドしましょう。

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 フォルダやファイルが見つからない場合は、一度プロジェクトをリフレッシュしてみると、見つかるようになるかもしれないです。

 

最後に、プロパティのJavaのビルド・パスの項目のライブラリーを開きます。

先ほどと同じように、「Jar追加」からlibs内に置いたjarファイルを追加して導入完了です。

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プロジェクト内の適当なjavaファイルを開いて、「@E」と押してコンテンツ・アシストしたときに「@EActivity」や「@EBean」などの候補があればOKです。

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次回以降は「@EActivity」などのアノテーションの使い方について解説しようと思います。