AndroidAnnotations導入方法
Androidをネイティブコードで開発しようとすると、何かと面倒で作りづらいと感じることが多いと思います。
そんな時にはAndroidAnnotationsの出番です。
今回は、eclipseを対象とした導入方法をご紹介します。
まず、github上のサイトからAndroidAnnotations3.0をダウンロードしましょう。
落としたファイルを解凍して中身を見てみると、
こんな感じになっていると思います。(今回は上の2つだけ使います)
適用したいプロジェクトの直下に適当な名前のフォルダ(compile-libsとします)を作り、
先ほどの2つのjarファイルを以下のように配置します。
libsのフォルダは元々あるので、そちらにapiを名前に含むjarファイルを置きます。
続いてeclipse側での設定です。
プロジェクトのプロパティからJavaコンパイラーの項目を開きます。
コンパイラ準拠レベルが 1.6 となっていることを確認しましょう。
1.6でない場合は1.6に変更します。
「プロジェクト固有の設定を可能にする」にチェックをつけます。
次に、注釈処理内のファクトリー・パスの項目を開きます。
「プロジェクト固有の設定を可能にする」の項目にチェックがついていない場合はチェックをつけます。その後、「Jar追加」から先ほどcompile-libs内の配置したjarファイルを選んで追加します。
Jarファイルが追加されたことを確認して、右下の適用を押して一旦プロジェクトをビルドしましょう。
フォルダやファイルが見つからない場合は、一度プロジェクトをリフレッシュしてみると、見つかるようになるかもしれないです。
最後に、プロパティのJavaのビルド・パスの項目のライブラリーを開きます。
先ほどと同じように、「Jar追加」からlibs内に置いたjarファイルを追加して導入完了です。
プロジェクト内の適当なjavaファイルを開いて、「@E」と押してコンテンツ・アシストしたときに「@EActivity」や「@EBean」などの候補があればOKです。
次回以降は「@EActivity」などのアノテーションの使い方について解説しようと思います。